目標10｜人や国の不平等をなくそう

ゴール10で目指す未来

世界で起きていること

多くの国でかつてない格差が広がっており、国・人種・宗教・性別・障がいの有無などのちがいで差別を受けている人がいます。
格差や差別が、貧困や紛争を招いてしまっています。

※　参考：SDGsクラブ｜日本ユニセフ協会

私たちにできること

• 日頃から人や国が違えば考え方や文化などにもちがいがあることを理解し、認め合えるようにしよう
• ボランティアや募金活動に参加して、格差問題の解決を支援しよう

市内の取り組み

株式会社みやもと
ユニバーサル・デザインを活用したどんな人にもわかりやすい印刷物の作成，高齢者の情報格差の是正など

鈴運メンテック株式会社
障がい者も高齢者もだれもが安心して働ける職場環境・施設への改善

そのほかゴール10の達成に向けて取り組む会員はこちら

ターゲット

10-1
2030年までに、各国で所得の低いほうから40％の人々の所得の増え方が、国全体の平均を上回るようにして、そのペースを保つ。

10-2
2030年までに、年齢、性別、障がい、人種、民族、生まれ、宗教、経済状態などにかかわらず、すべての人が能力を高め、社会的、経済的、政治的に取り残されないようにする。

10-3
差別的な法律、政策や慣習をなくし、適切な法律や政策、行動をすすめることなどによって、だれもが平等に機会をもてるようにし、その成果の格差を減らす。

10-4
財政、賃金、社会保障などに関する政策を取り入れ、だんだんと、より大きな平等を達成していく。

10-5
世界の金融市場と金融機関に対する規制とそれをモニタリングするシステムを見直して、規制がよりしっかりと実行されるようにする。

10-6
国際経済や金融制度について意思決定をするときに、開発途上国の参加や発言力を拡大することによって、より効果的で、信頼でき、だれもが納得することのできる正当な制度を作る。

10-7
計画に基づき、人々のきちんと管理された移住に関する政策を実施するなどして、混乱がなく安全で、一定的かつ責任ある形で、移住・移動ができるようにしていく。

10-a
世界貿易機関（WTO）の協定に従い、開発途上国や特に最も開発が遅れている国に対して、貿易において、先進国に安く輸出できるようにしたり、国内産業を守れるよう国外からの輸入品に高い関税をかけたりして、特別な扱い※の原則を実施する。

10-b
最も開発が遅れている国や、アフリカ諸国、開発途上の小さい島国、内陸の開発途上国など最も資金を必要とする国へ、それらの国の計画などに従って、政府開発援助(ODA)※や直接投資などの資金が流れるようにする。
※　政府開発援助（ODA）：先進国の政府などが、開発途上国の経済や社会の発展、福祉の向上に役立つために、資金・技術を提供すること。

10-c
2030年までに、移住労働者が、母国にお金をおくるのにかかる費用が3％より低くなるようにし、5％を超えるような費用がかかる送金方法をなくす。