市内での取り組み

サスティナブルコーヒーの定期購入-コーヒー生産地に寄り添う-|㈱アペックス

取組の背景

当社は、コーヒーを販売することを生業としているため、「コーヒーの2050年問題」を加味したうえで、未来のあるべき姿を「品質の安定したコーヒー豆の持続可能な調達」「自然環境の保全」と描くと、いまやるべき重要なことは生産者・生産地支援であると考えました。
そのためには、認証団体のコーヒー豆を購入することも一手であると考えていますが、それよりももっと直接的な手段での支援をしたいと考え、生産地に実際に足を運び、NPO法人と協働することが最適であると判断しました。

取組内容

エチオピアの南西部にある、コーヒー発祥の地と言われるKaffa(カファ)地方のマンキラビレッジという集落にある、伝説のコーヒーノキの古木「マザーツリー」およびその周辺のコーヒーノキのポテンシャルを最大限に引き出すために、栽培方法や技術指導、資材の提供をします。
これにより、コーヒー豆のグレードを高め、グレードの高くなったコーヒーに見合う正当な価格で定期的に購入します。
また、自動販売機でその豆を扱い、販売数に応じた寄付金を、NPO法人マザーツリープロジェクトに寄付します。
NPO法人とともに、寄付金の使途について話し合い、彼らにいま最も必要なものは何なのかを探りながら、支援してまいります。

企業のコメント

私たちの技術指導により、マンキラビレッジのコーヒー豆の格付けはG4からG2まで上げることができ、また、少量ではありますが、G1まで引き上げることができました。高い格付けは品質の向上を物語っています。
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックやエチオピアの内戦により、現地入りしての調査が未だできていないばかりかいつできるのかの目途も立っていないため、私たちが技術指導や定期購入の他に行える支援については、具体化できるのはもう少し先になるものと考えています。
一時は現地からのコーヒー豆の入荷の目途さえも立っておりませんでしたが、入荷することができるようになり、本格的な販売の道筋が見えてまいりました。

 

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