多彩な挑戦で地域と未来を切り開く ― 株式会社野澤ホールディングス
【うつのみやSDGsインタビュー vol.3】
株式会社野澤ホールディングスは,「建設・飲食・介護」の3つの事業を展開し,多角的なアプローチで地域社会に貢献しています。さらに,宇都宮市の中小企業向けSBT認定支援事業補助金を活用しながら,脱炭素経営にも積極的に取り組んでいます。
今回は,代表取締役に同社の事業の特徴や脱炭素への取組,そして2030年に向けた展望について伺いました。
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まず御社が多角的に展開されている「建設・飲食・介護」の3つの事業について,それぞれの目的や特徴を教えていただけますか?
当社は元々建設業からスタートしましたが,地域のニーズに応えながら事業を拡大してきました。建設事業では,ICT施工や建設機械の脱炭素化を通じて持続可能な都市づくりを目指しています。また,多発する自然災害への迅速な対応の必要性を感じ,BCPを策定し地域防災の柱となる挑戦を続けています。飲食事業では,食品ロス削減や地産地消を重要視し,地域の農業を支えると同時に環境負荷の低減を進めています。介護事業は,少子高齢化が進む中,地域福祉や環境配慮型施設運営で「誰ひとり取り残さない社会」の実現を目指しており,すべての事業がSDGsの目標達成に向けた大きな役割を担っています。
素晴らしい取組ですね。持続可能な社会の実現に向け,具体的なエピソードや課題はありますか?
特に建設事業でのICT施工導入や脱炭素型建設機械の導入は,初期投資が大きいため,資金調達に課題を感じています。しかし,宇都宮市が提供するSBT認定支援事業補助金のような制度の活用で,その点を乗り越えています。こうした支援に後押しされることで,SBT認定に取り組む企業が増えていくことを期待しています。
また,飲食業では食品ロス削減を目指す中で,廃棄を防ぐ工夫や予約管理システムの整備による課題と向き合っています。こうした細やかな取組が,結果として地産地消や持続可能な食文化を育む基盤となっていると感じます。

地域社会や未来への取組が非常に深いですね。SBT認定を目指されているとのことですが,具体的にどのような目標を設定されているのでしょうか?
SBT認定に向けて,温室効果ガスの排出量を2030年までに段階的に削減する目標を設定しています。
具体的には,建設事業では低炭素化技術の導入,飲食事業では廃棄物管理の更なる強化等です。また,各施設や機械のエネルギー効率を向上することで,大きな削減効果を目指しています。
最後に,今後の展望について教えてください。
私たちが大切にしているのは,「この美しい地球を後世に残す」という思いです。
地域社会に根ざした企業として,環境・社会・経済のバランスを大切にしながら事業を展開し,次の世代へ持続可能な社会を引き継いでいきたいと考えています。これからも多彩な挑戦を続けながら,地域とともに未来を切り開いていきたいと思います。
「この美しい地球を後世に残す」という言葉,とても感動しました。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
■ 企業情報
株式会社野澤ホールディング
所在地:〒321-0921 栃木県宇都宮市瑞穂3-7-9
TEL:028-656-2851
創立:昭和41年(1966年)10月
HP:https://noz-cons.com/





